パーソナルジャーナリングシステム hato のご紹介

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hato は、日々の記録を AI と対話しながら理解を深め、ふりかえり、次に活かすための個人用ジャーナリングシステムです。私が、私のために作り、毎日使う。良さそうな機能をエージェントに伝えながら、ドッグフーディングで淡々と育てています。

きっかけは、朝の散歩

毎朝の習慣から始まりました。散歩のあいだ、ChatGPT を相手に前日をふりかえって記録をつけていたのです。

面白かったのは、ChatGPT が前日の記録に対してコメントを返してくれること。そのコメントをきっかけに自分の行動を少し変えられたり、考えを一段深められる感覚がありました。ただの日記では、こうした客観的なフィードバックは得られません。AI が万能だとは思っていません。けれど、自分の思考を一度外に出す(外部化する)だけで、的を射たフィードバックが驚くほど簡単に返ってくる。この手ごたえが、hato を作る動機になりました。

つまり hato は「AI に答えを出してもらう」ツールではなく、自分の思考を外部化し、それに反射が返ってくる場を毎日の習慣として持てるようにするものです。

hato という名前

karasu(鴉)、このブログの fukurou(梟)と、鳥の名前が続いています。hato(鳩)にしたのは、日々の生活に平穏をもたらしてほしいという願いから。鳩は平和の象徴ですからね。こう書くと少し心配されそうですが、穏やかな日々をひとつずつ積み上げていきたい、というくらいの意味です。

1日の使い方

コアはとてもシンプルです。

  1. 毎朝 hato を立ち上げ、前日の記録をつける
  2. その記録に対してフィードバックを得る

この一往復が中心。そして、よりよいフィードバックを得るために、裏側でいくつかの仕組みが動いています。

  • 恒常メモリの蒸留 — 前日までの記録から、その人らしさや文脈を「恒常メモリ」として日々蒸留し、フィードバックの精度を上げる
  • 週次・月次フィードバック — 日々の記録を集約して、より長い時間軸でのふりかえりを生成する
  • 朝刊(brief) — 今日のイベントやメールマガジンのサマリをまとめて、朝に届ける
  • 目標の芽を拾う — 日々の記録のなかに「掲げたい目標」っぽいものが見えたら、そこから目標を立てる
  • 成果の花を愛でる — 記録の中で達成したと見なせる言葉を見かけたら、到達したことを伝える

記録 → フィードバック → 蒸留 → さらに良いフィードバック、という小さなループが回り続けるイメージです。

差別化は、狙っていない

正直に言うと、他のジャーナリングツールとの差別化は狙っていません。これは私のためのツールだからです。「こういう機能があったら自分の役に立ちそうだ」と思ったものを、ドッグフーディングしながら淡々と実装していく。その積み重ねが今の hato です。

いまの hato と、これから

40日ほど個人で運用し、月次フィードバックを得られるところまで来ました。

近いうちに OSS として公開する予定です。個人がジャーナリングツールを自分の手で育てていく――その楽しさを共有したいからです。

ひとつ正直にお伝えしておくと、AI との対話には API 利用料がかかります。どれだけお金をかけられるかは人それぞれでしょう。hato は Cloudflare にデプロイすれば動くので、利用モデル(どのモデルを使うか、どこまで自動化するか)は各自でカスタマイズしてもらえればと思っています。

自分の思考を外部化して、淡々とふりかえる。その習慣を、あなた自身の手で育ててみませんか。